西本歯科医院（西本歯科）診療内容　歯周病

小田原市中里のやさしい歯医者　西本歯科医院

歯周病が起こる原因

歯周組織は歯肉（歯ぐき）と歯を支える骨組織（歯槽骨）、歯の根元をおおうセメント質、歯根と歯槽骨をつなぐ歯根膜からなり、歯を正しい位置にしっかり付着・固定するための強固な構造を備えています。

しかし、歯磨きが不十分で、歯と歯肉の間に細菌が住み着いてプラーク（歯垢）がたまると、そこに炎症が引き起こされます。これが歯周病の始まりです。また、国民の50％が歯周病に罹患しているといわれ大変身近な病気で誰でもかかりえる病気なのです。

最新の研究では、全身と歯周病との関係がクローズアップされており、心疾患や脳血管障害、糖尿病、誤嚥性肺炎、アルツハイマー型認知症などの全身疾患とも関係があるといわれています。

←マウスオンすると歯周病の進行がイメージできます
　

プラークがたまり歯石が付着、血や膿が出てきて歯肉が腫れます。
最終的には骨が溶けてしまい、歯は脱落します。

当医院では下図のような診療システムによって、患者さんの歯をできるだけ長く守ることをゴールに、診療を行っています。

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歯周病は生活習慣病です

歯周病の第一の原因は、前に述べたようにプラーク（歯垢）です。
歯垢が歯の周りにつくと、歯肉に炎症が起こり次に歯を支えている骨が溶けてゆき最終的には抜け落ちてしまいます。
喫煙習慣や歯磨き習慣、不適合な詰め物、歯並びによっても歯周病が悪くなっていきます。
これは糖尿病や高血圧症などのいわゆる生活習慣病の成り立ちと似ています。
それゆえ、患者さん歯科医師両者にとってそれぞれの患者さんの原因を判定することが重要になります。

日本歯周病学会ホームページに歯周病に関するQ&Aがあります。かなり内容がありますが、なかなかよくできていますので参考にしてください。

重度歯周病のスクリーニング

歯周病の中でごく一部の人に重度歯周炎を引き起こす細菌に感染している場合があります。
このような菌を歯周病専門医の中では「レッド・コンプレックス」と呼んでいます。
この菌に感染すると治療をしてもなかなか治りにくいといわれています。
当医院ではこのような菌に感染していないかを簡単に検査スクリーニングすることができます。
当院ではORCOA細菌検査を導入しております。PCR法を採用した画期的なチェアーサイド検査で約45分で結果を判定します。費用は保険適用外でで3,500円（税別）になります。

歯ブラシや歯みがき剤だけでは歯周病は治りません。定期的に通院しましょう！
治療を成功に導くためには、自己管理（正しいブラッシング）、高い水準の治療（ハイレベルな技術）、リコール（定期検診）が必要となります。

TVのコマーシャルでは歯周病治療のためのさまざまな歯ブラシ、歯みがき剤・洗口剤が紹介されています。
もちろん正しいブラッシングは歯周病治療の基本ですが、進行した歯周病はけっしてブラッシングやうがいだけでは治ることはありません。
適切な治療との両者一体ではじめて歯周病を治すことができます。

歯周病治療を成功に導くため、大切なのは患者さんのホームケアです。
当医院では、患者さんの個人の歯並びや、歯周の状態に応じて適切な歯ブラシの方法を
国家資格を持った歯科衛生士（歯科助手とは違います！）が指導いたします。

2022年07月30日　「日本臨床歯周病学会40周年記念大会のご報告」

2023年8月22日　小田原歯科二次診療所当番のため午前休診

2022年00月00日　工事中

2024年6月～9月の休診日予定

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